受講生の声

医療と美容の知識をもとに、看護師として、そして何よりがん体験者として、治療しながら社会で生活する方々の伴走者になりたい

飯塚真理子(飯塚真理子(FLAT 富山県富山市))

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看護師として仕事に夢中になっていた時に、がんになりました。
医療者であっても、とてもショックで怖くてたまりませんでした。
立ち止まっている暇もなく、手術、抗がん剤、再建手術、放射線、今も抗がん剤療法と治療が続いていて、治療の大変さを痛感しています。
抗がん剤による容貌の変化は、覚悟はしていたもののかなりのショックで、人に会うことが嫌でたまりませんでした。
病院で提供してくれるアピアランスケアはありがたかったですが、
実際に生活する上では不足していることが多いと感じました。

そんな時、さとう桜子先生の講座を知り、すがるような気持ちで勉強を始めました。
美容の知識が全くなかった私に、根気強く先生は教えてくれました。
自分が癒されるだけでなく、今度は同じように苦しむがん体験者の気持ちを支えたいと思い、サロン開業を決意しました。

現在、リンパ浮腫ドレナージサロンと美容サロンを立ち上げて、日常の困り事の力になれるように努力しています。
がん治療では、治療前や治療中、さらに治療後も長い間にわたって容貌や頭髪の変化が続きます。
特に治療後のケアは、未だ十分ではないと感じています。
医療と美容の知識をもとに、看護師として、そして何よりがん体験者として、治療しながら社会で生活する方々の伴走者になりたいと思っています。